退職時、年次有給休暇を完全消化したい！

退職理由はさまざまですが、「せめて退職時には有給休暇を完全消化したい！」と考えていることが多いです。

・在職中、有給休暇を申請しづらかった

・会社独自の有給日数で、法に下っていた

そのようなことはありませんか？

ご存知のとおり…2019年4月から‟有給休暇が10日以上の労働者”に対しては‟5日の有給休暇を取得させる義務”が課せられました。（違反者１名につき３０万円の罰金）

「５日付与しているからいいでしょ！」とお考えの事業主の皆さま…労働者の皆さんは、本当は１日でも多くの有給休暇を取得したい（完全消化したい）と考えています。

有給の消化率をあげることは、働きやすい職場作りであり、よい人材の流出を防ぐことにもつながります。同時に無駄な残業の抑制を行うことで、メリハリのある働きやすい職場となります。

助成金等を活用し設備投資をしたり、社員一丸となって働きやすい職場作り（働き方改革）をすすめてみてはいかがでしょうか。

どこに無駄があるのか、どのように有給を付与していけばよいのか…

賃金台帳やタイムカード、業務内容（分担）などを見たり、従業員の皆さんのご意見をいただきながら、一つずつ解決していきましょう！